ヤマハ艇 FZS-SVHO インペラ&ハウジング交換

[修理ファイルNo.52]


ヤマハ艇 FZS-SVHO 2016年モデル

症状・状態


・過去に石を吸い込んだことがある。石は除去できたがペラが心配。

・最近、ポンプ付近から「カラカラ」と金属の擦れるような音が気になる。

 


検証:ポンプ脱着&インペラ・ハウジング確認


ヤマハ艇ではありがちでしょうか、今回に似た症状は他の修理事例でも取り上げています。

 

まず見ておきたいのは、インペラとポンプハウジングが干渉していないか

そして石を吸っているので、インペラのキズ具合ですね。
 
その辺り確認してみましょう☟

【ポンプ脱着風景】

 

まずはインペラから見てみます☟

おそらく石が食い込んだ箇所でしょうか、インペラのブレードがかなり曲がっていますね

 

これも走行時に「キャビる」原因となってしまいます。

キャビテーションについては過去のブログをご覧ください☟

これが『キャビる』って事なのか!!

 
 

次にポンプハウジングを見てましょう☟

ポンプハウジングは先ほどのインペラが納まっていた筒状の部品です。

異物で擦れたキズも目立ちますが、赤丸辺りにインペラと干渉した形跡もあります☟

【新品との比較】

 


結果:インペラ&ポンプハウジング交換


4.ポンプハウジング ¥25,850

23.インペラ【純正】 ¥49,610 インペラ【社外】 ¥48,861

※今回は社外品・SOLASインペラを使用しています。

ネオネットマリン純正部品 ※税込/2020年現在

 

作業を終えて・・・

ヤマハ艇のポンプ部品のネジは固い時が多いです(経験上)

ネジのトルクもあるかと思いますが、今回のネジは塩害で塩噛みしていました
(なんとか外れてよかった‥)

フラッシング後に意外に忘れがちですが、

乗り終わった後のポンプ周りの水流しや、防錆対策は欠かさず行うようにしましょう。