SEA-DOO艇 RXT-X260RS フロントハッチのアブソーバー不良!

[修理ファイルNo.62]


SEA-DOO艇 RXT-X260RS 2015年モデル

症状・状態


・フロントハッチのアブソーバーが効いてない

ハッチを閉める時、「バタンッ!と勢いがついてしまう。

・ハッチ付近に所々、錆汚れがあった。

 


検証:不具合はダンパーか?

Tフィッティングか?


これについては、過去の記事にも似た事例を扱った事があります。

その時は、アブソーバの先端部品、Tフィッティングが破損した内容でした☟

一番下にリンク先を貼っておくので、気になった方はご覧ください。
 

 
で、今回外したダンパーです☟

Tフィッティングは1か所折れていますが、これはどうなんでしょう?


 

蛇腹のゴムホースをズラすと、ピストンロッド
それが納まるシリンダー(外筒)が見えます。

 

試しに手の力でロッドを押し込むと、縮んだ状態になりました。結構スコスコです。

ハッチが「バタンッ」となるのも分かりますね。

 

そしてロッドを動かしている時に、矢印付近からサビ汁と
オイルの混ざったような液体が溢れてきました☟

何やらヤバそうですが、一旦ここまで!

アブソーバーの不良で間違いなさそうです。

 


結果:フロントハッチ アブソーバー交換


5.SHOCK ¥11,770(Tフィッティング込)

ネオネットマリン純正部品 税込/2020年現在

 


アブソーバーの内部構造


このアブソーバーがどんな構造で、どんな内部か?

正直そんな情報ありません!(笑)

 
という事で自己満足になりますが、まずはアブソーバーの内部を見てみたいと思います☟

 

そして・・ロッドの納まっているシリンダー(外筒)の中身がこちら☟

ロッドの伸縮によって、ピストンもシリンダー内部で動いているようですね。

 

で、ピストンが押し込んでいるものは何か・・

下の方にはまだ、オイルが残っていました。あとマニュアルにはガスショックアブソーバーという事だったので、ガスも内部に充填されています。

 

そしてアブソーバーの働きについてですね。
 

フロントハッチを閉める時、「バタンッ」と勢いが付かず、スピードを抑えているのはアブソーバー内部で「減衰力」が働いているからです。

 
これはピストンバルブに穴・・か何か一定量オイルを通過させている弁があり、その抵抗を減衰力にさせているようです。

 

そして最後に・・ちょっと分解画像は取れませんでしたが・・

シリンダーとロッドの先端辺りに、密閉性を高めるシールが封入されていました。(あれは間違いない)

 
今回その付近にサビとオイルが混ざった液体が流れた事から、シールの機能が低下して
オイル・ガス漏れが起こっていたのは間違いないようです。

 

で、もっと言えば海水使用という事なので、「塩害」が大きく関わってくるような気もします
(サビも多かったです。)
 

勿論アブソーバー自体の性能低下もあり得ますが、
特に海水使用では、フロントハッチの裏側「アブソーバー」にも
塩気が残らないよう気を付けたいですね。

SEA-DOO艇 RXT-X300RS フロントハッチTフィッティング破損!

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