エンジンに大ダメージも!?インタークラーエア側排水!

サービスのスズキです。

 

先日、今シーズン初乗り前に始業点検を受けてくださった、常連Hさんのジェット(SEA-DOO RXP-x260Rs)を見ていたのですが、いいネタを提供してくださいました

 

不具合とかではありません。
冬期の点検は行っておらず半年は保管しているようでしたね

 

話は変わりますが、暖かくなって保管していたジェットのエンジンを始動させたときに、最初の方、排気口から白煙が出てくることも珍しい話ではないと思います。

 

今回のジェットもその可能性があったので、まずインタークーラー(エンジン・エア側)のホースを外してエンジン始動してみたんですね。

すると、水が・・・ まずは動画をご覧ください☟

 

多少の水なら燃焼室で燃えて気づかないレベルでしょうか。
ただ今回のような量だったりそれ以上となると、エンジンオイルが乳化したり場合によってはエンジンへのダメージも考えられるのが、甘く見てはいけない事案だと思いますね

 

またインタークーラー自体は水冷式で、海水や水の温度で過給機から送られた高温の空気(圧縮熱)を冷却しています。

 

画像のようにインタークーラー内部にはギザギザのフィンが何層も敷き詰められており、熱を帯びた空気が触れる表面積を増やす事で放熱効果を生み出している構造です。

 

今回なぜ、あんなに水が排出されたかですが、、

 

一つ問題なのが、圧縮された空気を冷却するとインタークーラー内部の空気が凝結され水滴(結露)が発生してしまう事です。

 

メーカー曰く微量なら問題はなく、むしろエンジンを始動して空気を動かす時間を多くしてあげた方が結露が発生する暇が無いので効果的だと言えるそうですね。

 

今回のように保管期間が長かったことと、冬期期間にある程度水を排出していなかった事で、インタークーラー内の冷却ブロックとエアブロックの温度差などで発生した結露が溜まる一方で、最近の熱さ、インタークーラー内の湿度も上がり、水蒸気も発生しやすい環境だったのではと・・

これは勝手な考察ですけどね。

 

特にSAE-DOO艇に多い話だと思います。他メーカーはあまり聞かないですね

心配な方は、お近くのショップで点検を受けられることをオススメします。