SEA-DOO艇 RXT-XAs260RS SCのオーバーホール

[2019年06月20日]

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[修理ファイルNo.19]


SEA-DOO艇 RXT-XAs260Rs 2015年モデル

症状


・HOURメーターで90時間ほど使用している。

・SEA-DOO艇のSC(スーパーチャージャー)は100時間毎にオーバーホールを推奨している為、SCのオーバーホールの依頼がありました。※2016年以降MFタイプは除く

 

<SC脱着の前に・・生存確認してみます・・>

簡単な点検方法としてSCが固定された状態で、タービンを手で回してみます。

このタイプはエンジンクランク軸のフライホイールと噛み合っているので当然
手の力程度では回りません。

 

でももし回ったら・・

10数年くらい前のシムの耐久性があまりよろしくなかった頃は、シムが吹き飛んで空回りしたような事例もあったみたいです。 あ、あとこの時絶対にエンジンを掛けないようお気をつけください!

 

<SCオーバーホール開始>

分解工程は写真を撮り忘れてしまい、組付け工程中心でご紹介します汗

ちなみにオーバーホールでも画像にあるタービンは、特に問題がなければそのまま使用できます。

 
この巻貝のような形は遠心式スーパーチャージャーと言います。

 
ハウジング側とシャフト側に軸受けとしてボールベアリングが付いています。

 

シャフトの穴はオイル孔になっています。

シャフトの先端の穴からオイルが回り内部部品を潤滑後、
ハウジングの穴から抜けていく仕組みです。

 

この辺りで少し複雑になってきます。

上の方で話しましたが、このドライブギアがクランク軸と噛み合う箇所です。

その軸受けとしてニードルベアリングが内蔵されています。

 

これも上の方で話しましたが、昔は耐久性に不安のあったシムですが、ここ数年のものは大分丈夫になっているようです。

 


結果:SCオーバーホール


オーバーホールキット ¥63,030(税込/2020年現在)

※モデルによりSC脱着時の工賃に変動がございます。
気になった方はお近くの販売店に相談してみましょう。

 

 

最近のメンテフリーSCについても、またおしんブログとして
ご紹介出来たらと思います。